第2275回例会

第2275回例会(2022年11月14日)

「地区補助金の現状とロータリーカードについて」
国際ロータリー第2510地区 財団補助金委員会 委員長
大川 武志 氏 卓話

 
 今年度、国際ロータリー第2510地区財団補助金委員長とロータリーカード推進委員長を務めさせていただいております恵庭ロータリークラブの大川武志と申します。本日は、この様な機会をいただきありがとうございました。また、日頃から地区補助金事業やロータリーカードに対し、ご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。さて、本日は「地区補助金の現状とロータリーカードについて」と題し、少しお話しをさせていただきます。
 先ず、財団補助金委員会の活動内容ですが、大きく分けて2つございます。1つ目は、地区補助金の受付・申請・資金管理・報告作業です。2つ目は、地区補助金をご理解いただく為の広報活動です。これは、本日の様な卓話や財団管理セミナー等があたります。
 地区補助金については、38クラブ37プロジェクト5委員会からの申請をいただきました。今年度も沢山のクラブから申請をいただき、各クラブの奉仕事業の一助となっている事を嬉しく思っております。札幌北ロータリークラブさんは、毎年とても興味深い地区補助金事業を実施いただいております。昨年のチャリティーコンサートの映像を拝見させていただきましたが、大舘会員の「北のマエストロ」には感銘を受けました。子供達もとても喜んでいたことがとても印象的でした。今年度のプロジェクトも期待しおります。
ただ、コロナ禍の影響で寄付金の減少から地区補助金上限額も減少傾向にあります。寄付金の減少は、各クラブや各地区委員会の地区補助金を利用した事業が制限される可能性がある事を意味しております。やはり、会員増強や寄付金の推進は必要不可欠だと感じております。札幌北ロータリークラブさんにおきましては、毎年沢山の寄付をしていただいておりますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 続きまして、ロータリーカード推進委員会の活動内容ですが、今年度から立ち上がった委員会で何も実績がございません。そこで、当地区の現状を把握する事からスタートしました。当地区は、全国の地区と比較して利用額が1桁違う状況だと言う事が確認できました。
 それでは、何故ここまで浸透しなかったのでしょうか?やはり、理解不足が原因と一つだと考えております。そこで各セミナーや今回の様な卓話で少しでもロータリーカードが浸透する様に皆様に伝える事から始め、ロータリーカードのメリットやデメリットを説明し、当地区の推進方法をお伝えさせていただきました。
 当地区と致しましては、ダイナースカードさんのクラブカードの推進が1番だと考えました。各クラブの人頭分担金と財団寄付金をクラブカードで支払ってもらう事から始めようと各セミナーでお話ししてきました。その様な中で、札幌北ロータリークラブさんは、この取り組みに直ぐに参加いただきクラブカードを作成していただいております。改めこの場を借りて感謝申し上げます。この取り組みが形になれば、ポリオ根絶の為の資金捻出に一役かえると信じております。
 本日は、貴重なお時間をいただきありがとうございました。今後とも、地区補助金の積極的なご活用とロータリーカードの積極的なご利用をお願い致します。

 
(原文のまま掲載)