贈 呈 式

(2018年8月20日)

 
社会奉仕委員会 嶋田 久昭 委員長

 本日、『北海道小鳩会』様にプロジェクター及び学習教材一式を寄贈させて頂くにあたり事業の経緯を簡単に報告させて頂きます。今年度の社会奉仕委員会として地区財団補助金申請事業を考えていた時に、草間会員より3月末頃テレビで『ダウン症の日(3月21日)』の特集が放映されていた事を聞きました。関係省庁に連絡し小鳩会会長の三好様と直接お会いしてお話しをさせて頂くことができました。
その中で、年間数十回公共の場所(地下歩行空間・各種ホールなど)を借りてダウン症に対しての啓発活動などを行っているが、会の備品としてプロジェクター等を持ち合わせていない為、その都度会員間または支援機関などから借りて活動を行っていることをお聞きしました。更には教材一式(本など現在選定中)を会の活動に有効利用して頂きたいとの思いから今回の事業申請となりました。
尚、今回の支援事業は、プロジェクター等の寄贈のみでなく、11月12日(予定)社会奉仕担当クラブフォーラムにおいて、三好会長より北海道小鳩会様の活動とダウン症についての講話を頂き、当クラブの中園会員からは医師という専門的な視点からお話し頂いて、参加者全体でダウン症についてディスカッションし、少しでも理解を深めたいと思っております。最後に、今回の寄贈品が子どもたちそして親御さんたちの活動の幅を広げ、ご苦労の軽減に役立つことを願っています。


北海道小鳩会 会長 三好明子 様

北海道小鳩会と申しましてダウン症親会の会長をしております三好と申します。
本日はこのような貴重な物を寄贈頂きまして本当に有難うございます、会として大切に使わせて頂きたいと思います。
北海道小鳩会は全道に約560人の会員がいます。ダウン症の親たちの会なんですが、560の家族と言った方が正しいかもしれません。釧路・函館・帯広・苫小牧・札幌・北見に分会を持ち、なかなか一同に集まって活動するのが難しいのでそれぞれの分会で工夫して活動しております。今回寄贈された図書・プロジェクターも色々な活動の中で活用していきたいと思っております。本日は本当に有難うございました。