クラブフォーラム 「ロータリーの国際奉仕とロータリー新世代の活躍」

(2017年2月20日)


国際奉仕委員会 姫野 芳安 委員長

 国際奉仕委員会担当のクラブフォーラムで「ロータリーの国際奉仕とロータリー新世代の活躍」と称して、留学経験者4名を招き、海外での体験談、またロータリーとの関わりなど自由に発表して頂いた。

☆門脇みなみさん

 オーストラリアへ留学。英語は訛りの強い地域での生活でしたが、現地では皆さんにとても親切にして頂いた。現地のロータリークラブの勧めで、ライフセービングクラブに所属して認定取得。今でも現地の方々とは連絡を取っている。今は広告代理店に勤務していて、地球規模の環境問題などロータリーを通じて今後に活かせる活動をして行きたい。

☆高橋郁子さん

 札幌大通公園クラブの推薦でイギリスへ留学。フェアトレードに興味があり、現地の学校ではグローバル学部に所属。9月の卒業時には最高成績で卒業する事が出来た。ビジネスがどの様に国際貢献出来るかを勉強し、経済は「世の中を納めて人々を救う」と言う言葉が印象的でした。
 企業や個人が出来る事は沢山有るので、東南アジアなどで仕事を見つけたく、ロータリークラブには感謝している。

☆プーワナット スパープクン さん

 タイ出身で、現地では大学で日本語学科の通訳からロータリーと関わりをもった。現地で出村会長と知合い日本留学を希望した。2年で卒業し、辛い事や楽しい事が色々有ったが北海道の魅力に取り付かれ、その中でも「人の良さ」が一番。これからは恩返しのつもりで、人との出会いで得た北海道の魅力をPRして行きたい。

☆王 册さん

 今は日本に居るが当時は傲慢な性格のままイギリスに留学し勉強よりもお酒が好きでした。当時の失敗はもしかしたら彼女(当時の)を作った事だったかも知れない。日本では、法律の勉強の後、医学の勉強もした。新しい知識を吸収する事が何よりも大好き。今度はパイロットを目指したいが、老眼が…。自分らしく生きる事はいい事悪い事の両方があるが、今は毎日楽しいです。

 皆さんからの発表の後、4つのテーブルにそれぞれ1人ずつの留学生を囲んで、会員の皆さんと更に詳しく話し合い、感想など発表していただきました。最後には、ゲストでお招きしていました地区奉仕プロジェクト委員会・山口史朗委員長より総評を頂きました。

 若い人の目から見た海外との関わりに直に触れることが出来、いい機会になったと思っております。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。